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Aug. 08, 2014 | category:Blog | tag:
イタリアの方言
日本でも方言があるように、イタリアでも方言が存在します。
中世以降の歴史的な背景が深く関わっていることはもちろんですが、
ラテン人によるイタリア統一前の古代イタリア人、古代ギリシャ人などの植民者の用いた言語の影響などが
あると言われています。
・トスカーナ方言(フィレンツェ、ピサ、シエナなど)
→ルネッサンス以来、主にダンテやボカッチオなどの作品が大成してことにより、
文芸語としての地位を得たことから現代イタリア標準語としてみなされるようになりました。
・ベネト方言(ベネツィア、ベローナ、パドヴァなどの北東地域)
→様々な国と貿易関係にあったことから、他言語からの影響が非常に濃いといわれています。
・シチリア方言
→ギリシア語の影響があると考えられていますが、アラビア語の影響も一部見られるそうです
このように地域によって、その隣接する国との領土争いや関係などの影響によって方言は発展していったようです。
では、
例えば・・「Andiamo! (アンディアーモ)行きましょう!」の方言はというと・・・
ローマ→ ‘Namo
ラッツィオ → Annamo
ベネツィア → Demo
ベルガモ → Nduma
シチリア → Amonin
ミラノ → Andem
トゥリン → Anduma
マレンマ → Imo
ウルビノ →Gim
ペルージャ → Gimo
ナポリ→ Jammo
など・・・まだまだあります。
テレビは標準語で見れるし、学校でも標準語の教科書を使って勉強します。 が、、、ファミリー意識、団結間の割と強いイタリアでは、 地元同士の人が話す時には方言を使うことが結構多いです。 留学生にとっては、せっかく日本で勉強したのに、 ???と思う言葉を耳にすることがあるかと思います。。 でも、こうして方言まで覚えてしまえば、 地元のイタリア人とも仲良くなるきっかけになるかもしれません!
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