通訳養成コース
ビジネスの最前線を支えるイタリア語通訳
イタリアという国とのビジネスや観光を円滑に、橋渡しの役目を果たすのがイタリア語通訳者。日本とイタリアのビジネスで特に関わりの多いファッション業界、イタリア食材やワインの食品関連業界、そしてインテリアやプロダクト製品関連とそれを扱う貿易業界など、イタリア語通訳者の需要は急増を続け、活躍の場は様々です。
1年間でプロの通訳になるための全てを学ぶ(9月頭開講、4月末終了)
知識、一般常識をどれだけ幅広く持っているかが、プロの通訳として活躍する最大のポイント。
プロの通訳として活躍する方の基礎となるのは当然、語学力です。正確な文法、豊富なボキャブラリーはもとより、聴く力を強化すると同時に、「自分の語彙と表現力で再現する力」も身につける必要があります。しかし、話された言葉をそのまま言語として訳すだけでは、一流の通訳とは言えません。正確に会談を訳すには、その議題の基礎的・専門的知識はもちろん、イタリアの歴史、政治、経済、地理、歴史、美術、文学に関する動向などの文化的背景を理解し、話を正確に汲むこと、そしてイタリア人を理解することが不可欠です。
イタリアという国について、そしてファッションやインテリア、デザイン、料理、ワインなど各カテゴリーの専門知識と幅広い知識を身につけ、プロのイタリア語通訳として将来仕事を受けていくためには、単純に語学力アップのための語学留学や一つの専門分野の勉強よりも、通訳専門コースの留学が一番です。各分野のレッスンが完璧とも言える本プログラムで、短期間で、力強く、夢を叶えることが可能です。
コース終了後にひらかれた進路、就職先
フリーランスの通訳として活躍するためには、専門的なコース終了後、社内通訳やアシスタント通訳として知識を習得し、現場での通訳テクニックを身につけ、またその間に人脈を築き、晴れてエージェントに登録し独立というのが一般的です。本校、通訳養成プログラムの修了者は、アシスタント通訳としての仕事を始められるレベルに達するだけでなく、アシスタント通訳採用試験に受かった受講者は、アシスタント通訳/パートタイム通訳として仕事を始めることが出来ます。(2005年度の合格率は50%)
多くの場でアシスタント通訳としての経験をたくさん積め、企業と契約を交わして就労ビザを習得し、イタリアで就職したり、日本国内で専門エージェントへ登録をして仕事をしたり、活躍の場は様々です。早速自信を持って通訳としての経験を積んでいきましょう。
充実の内容
研修地はイタリアの中でもルネサンスの発祥の地、芸術の中心でもあるフィレンツェです。街中にアートがあふれる街、また、料理、ワインにおいてもトスカーナ州は最高峰の地の一つと言えます。
この通訳養成プログラムは、基本となる語学力をまず徹底してトレーニングしますが、同時に通訳として何が必要か、どの様な知識を要求されるか、実際にどの様な通訳技術が必要とされるか、通訳として身につけるべき全ての要素が組まれた、カリキュラムをこなします。
特に日本と関わりあいの多い芸術、美術関連の部分を強化したプログラムの構成で、芸術学院で行われている本格的なレッスンを受けますので、語学力ばかりでなく、通訳として仕事をしていく上で必要となる、正確、かつ深い知識を身につけます。
1. 語学集中トレーニング 2. 特別芸術演習 3. 学外講座 4. 一般基礎科目 5. アート基礎科目 |
6. 通訳テクニック 7. 通訳養成レッスンⅠ 8. アートレッスン 9. 通訳養成レッスンⅡ |
これら一つ一つの項目を学ぶことによって、総合的に通訳としての力を養っていきます。